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チェンジ The デート9

作者: 相沢蒼依
last update publish date: 2026-02-14 06:01:38

「ちょっとだけな。こういうダラダラした流れを見てたら、眠くならないか?」

喋りながら目を閉じた橋本。こうして宮本の肩に頭をのせるときがあるので、その違いがよく分かった。自分の躰の薄さに、ちょっとだけガッカリする。

「確かにそうですね。だけど眠くなったときは、前に写した陽さんの怒ってる顔を見るので、絶対に大丈夫です」

「そんなところで、大活躍してるのかよ」

「他にもバッチリ、目が覚める方法があるんですよ」

肩にのせた橋本の頭に、宮本がすりりと頬擦りをした。

(――雅輝の髪の毛って結構剛毛なのに、そんなことして平気なのか?)

そんなことを考えつつ、上目遣いで顔を見やる。車が流れ出したのか前を見据えて、運転に集中していた。

「陽さんのイク瞬間の顔を思い出したら、そりゃあもう、バッチリ目が覚めるんですよ~!」

「あっそう。違うトコロも、ついでに目覚めそうだけどな!」

言いながらのせていた頭を退けて、シートにしっかり座り直した。

「あれ、もう終わり? イチャイチャしたかったのに」

「お前のお蔭で目が覚めた」

「ムクれる俺の顔、すごく子どもみたいな表情なんですね。格好悪い!」

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